Official logo of WYD 2011

WYD2011 公式ロゴ発表

2009年7月30日午前、スペインのマドリードで8月16~21日に開催される次回のワールド・ユース・デイ(以下WYD2011)のロゴが公式発表さ れました。
ロゴの製作者は、スペインのマドリッド及びオビエドで働くグラフィック・デザイナーのホセ・ジル・ノゲスさん。
訳注:マドリッドはスペインの首都。オビエドはスペイン北部の都市でアストゥリ アス州の州都。

デザインの意図
十字架の下に教皇様と共に信仰を祝うために世界中から青年が集い、マドリッドの守護聖人 聖アルムデナの聖母の冠を形作っています。冠の一部にあるMは、 マリア(Mary)のMであり、開催地マドリッド(Madrid)のMを意味します。


訳注:11月9日はマドリッドのみ聖マルムデナの祝日でお休み。
「アルムデナ」とはアラブ語の「アルムダイナ(城塞)」から来た言葉。
イスラム教徒の侵攻の際に、木製の聖母マリア像の略奪を避けるために、イスラム教徒が作っていたい防衛用の囲みの内部に、2本のロウソクとともに隠されア ルフォンソ6世と妻のドニャ・コンスタンサによって、発見された。とのこと。

 

キリスト教のシンボルである十字架は、教皇様と青年の出会いの中心に位置する。彼らの証しでありWYDのテーマである「キリストに根を下ろして造り上げら れ、信仰が確立される」が表されている。

 

訳注:2011年のWYDのテーマは「キリストに根を下ろして造り上げられ、教 えられたとおりの信仰をしっかり守って、あふれるばかりに感謝しなさい。」コロサイの信徒への手紙 2章 7節
ちなみに、2010年は「善い先生、永遠の命を受け継ぐには、何をすればよいでしょうか。」
2009年は「救い主である生ける神に希望を置いているからです。」テモテへの手紙一 4章 10節

 

このマークは、そのものがカテケージス(信仰要理教育)であり、福音宣教の機会でもあります。
キリストに至る確実で最短の道は、神の母であり、すべての人の母である聖母マリアです。マリアへの信心は、青年にとって、キリストに到達し、キリストの メッセージを世界に伝えるというWYDの目的を達成するためのお手本となる実例です。


形状
このシンボルは、21世紀の青年のように、自然でありながらも力強く安定した形です。親近感があり、親しみやすく開放的で、喜びと自信に溢れ、独創的でも あります。

 

色彩
暖かい色の組み合わせ(暖色系の赤、オレンジ、黄色)を使用することで、暖かく、情熱的で、マドリッド市、スペイン国のアイデンティティを明確に示してい ます。また、これらの色は、三位一体の愛の「神聖な暖かさ」の反映でもあります。

 

書体
ロゴ(WYD2011マドリッド)の作成のために、「Klavika」という書体が使用されました。これは、2004年にエリック・オルソンによってデザ インされた、モダンでシンプルな書体です。印刷物やweb媒体などの様々な種類でのサポートがなされ、文字の種類も多く、どのような媒体においてもたいへ ん読みやすい書体です。

 

マドリッド教区補佐司教セザール・フランコは、マドリッドのWYD2011は、スペイン政府、マドリッド地方政府、首都の自治体の強力なサポートを受けて いると説明しています。スペイン政府は、世界中の多くの青年をスペインとマドリッドに呼び集める為に公式な協力を申し出ています。地球上のほぼすべての国 から、19~29歳までの青年150~200万人の参加が見込まれています。


WYD広報ディレクターのヤゴ・デ・ラ・シェルバさんは、組織編成化と情報交流の基本は、青年に最も身近な方法であるウェブページとソーシャル・ネット ワーク・サービス(SNS)になるだろうと強調しています。
訳注:その証拠に、メールマガジンはもとより、動画投降サイトYouTubeや SNSであるfacebookやFlickr(写真共有サイト)、Tuenti(スペインのSNS)、一言のつぶやきをwebにのせるTwitterな ど、ありとあらゆる技術を使って広報しています。

 

技術指標
ロゴの開発にあたってはコンペが行われました。
参加資格は、スペインで活躍するプロのグラフィック・デザイナーであることです。
募集は、マドリッドに本部がある全国規模の協会「マドリッドデザイナーズ協会(di_mad)」と「プロフェッショナル・オブ・デザインスペイン協会 (AEPD)」を通して行われました。
競争の目的は、WYD2011の組織のアイデンティティのデザイン、一連の部分へのその適用とGraphic Identityのマニュアルのその形でした。

このコンペの目的は、WYD2011の組織としてのアイデンティティを構築することでもありました。
また、デザインの目的は、様々な印刷物で使用し、一連のWYDのイベントで使用するために統一された図案として魅力的で生き生きとした独自性を持たせるこ とです。

 

コンペの選考組織(OC)は、WYDマドリッド2011の組織委員会であるマドリッド大司教区と外部のアドベルボ(広告コンサルティング企業)が運営を支 援しています。

応募作品は、必要条件は以下のとおりです。


a)オリジナルの未発表作品
b)JMJ2011の文字を含むこと(訳注:WYDはGMGやJMJと他言語では訳されます)
c)イベントにおいてのキリスト教としてのアイデンティティがあること
d)十字架か、何らかのシンボルをはっきりと示すこと
e)マドリッドを代表して表現するもの

 

最終選考に残った5つの応募作品を、選考委員会(選考組織に結論を提案する下部組織)により、事前に応募作品の公正な評価をし、受賞の決定は招集組織が行 いました。。

委員会は、選考組織の代表と外部広報コンサルタント、外部デザイン協会のグラフィックデザイナー3名(少なくとも1人はデザイン協会のメンバー)の以上の 5名のメンバーで構成されました。

初回の応募では、条件を満たすデザインがなく受賞作品がなかったが、7月28日に選考組織はホセ・ジル・ノグエス・ヴィレンがデザインしたロゴに決定しま した。応募された作品のレベルの高さを考えると選考組織に承認された委員会の選考は非常に困難を極めました。

 

受賞者であるホセ・ジル・ノグエス・ヴィレン(1971年バレンシア生まれ)は、ジャーナリスト兼デザイナーである。専門は、ブランド戦略デザインであ り、「エル・ティポ」の書体実験における編集者です。

エリザベス・アーデン、チュッパチャプスのような多国籍企業の広報プロジェクトを手がけ、アストリアス公国政府のようなヨーロッパの自治体のインテリアや 都市デザインのプロジェクトに参加している。数多くの賞を受け、作品は5大陸において出版や展示されています。

訳注:エリザベス・アーデンはスキンケアブランド。チュッパチャプスはスペイン のバルセロナで誕生した、棒付きキャンディ。